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声を聞くこと

今日、岩手で被災した友人からメールが来ました。
地震から初めてのメール。
googleの災害掲示板で助かったのは確認できていましたが、携帯をなくしてしまっていたので、個人的に連絡が来たのは今日が初めてだったのです。
メールで来たので、メールで返したほうが向こうの負担にもならないからとか何だかいろいろ考えてしまって、一回目はメールで返信。そのあと私の住所と電話を返信。

でも、ダメだ!電話しなきゃ!!話さなきゃと思い直して電話。
本当に久々に声を聞くことができました。

彼女は風邪を引いていました。今は親戚の家にいるということ。
被災したときの状況や今のことを聞きました。
クリニックに勤めていた彼女は、勤め先から白衣で逃げたそうです。
仕事柄、携帯電話も財布も身に着けていることはない状況。何も持たずに逃げたと。
携帯がなくなったのは本当にきつかったこと。
避難所に行って、上着もなく、ペラペラの白衣で寒さがこたえたこと。
そして、白衣を着ていたからもあって、避難所にいる人たちにたくさん頼られること。
震災から3日間は頑張って行動していていたのだが、被災したクリニックの人たちだけでは限界もあり、自分たちの家族の安否も何も探せないままだったのもあって、クリニックのメンバーは解散となったそうです。
彼女の仕事は検査が専門だから、薬のことや手当てのことを聞かれても、はっきりとした答えを返すことができないでいたはず。それでも白衣を着ていることで、何とかしないとと頑張っていたのだと思います。)
ほかにも、いろいろ話しました。
悲しいことも聞きました。
そして、これからはもっと頻繁に話そう、会おうと話しました。

限界に頑張ってる人の声を聞いて、頑張ってとは言えませんでした。
「じゃあ、またね。」と言って電話を切りました。15分間ぐらいの会話でした。

電話を切ってから、テレビをつけてニュースを見ると、また津波がきたときの映像が流れてました。
彼女の声を聞いて、映像を見たら涙が出てきました。
もう映像は流さなくていいんじゃないかと思ってしまいました。

彼女は「探してくれてありがとう。」と言ってくれた。
私は「話ができて良かった。うれしかった。」なんてことしか言えなかった。
メールでのありがとうと声でのありがとうは全然違う。何倍も重い感じがした。
電話をして本当に良かった。

もし、被災した友達や知り合いがいたら声を聞いほしいと思います。
被災地でなくても疎遠になっている友達に電話をしてもいいと思います。
そうしてつながりを持ってほしいと思います。
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by oguri-gura | 2011-04-05 18:53 | いろいろ
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